【オクトバインタビュー】アジアで人気のコミュニケーションアプリ『Cubie メッセンジャー』ってどんなアプリ?

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コミュニケーションアプリというと、皆さんは何を想像するでしょうか?
『LINE』『カカオトーク』『Skype』…FacebookやTwitterを、メッセンジャー的な用途で使っている人もいるかもしれませんね。


アプリ開発の裏側に迫るオクトバインタビュー。
第4回は『Cubie メッセンジャー』の開発者、馮 彦文氏と程 希瑾氏にお話をうかがいました!
『Cubie メッセンジャー』は台湾発のコミュニケーションアプリ。東南アジアを中心に人気が広がっている、注目のアプリです!


アジアを中心にリリース2ヶ月半で200万ダウンロード




『Cubie メッセンジャー』は、友達とチャット形式でコミュニケーションができるアプリです。
注目はそのコミュニケーション方法の豊富さ。『LINE』のようにスタンプを使って会話ができる他、写真や動画、音声ファイルなども送れます。

また、ペンのアイコンからは落書きによるコミュニケーションが可能。相手の落書きに書き足すなど、様々な楽しみ方ができます。
アプリのリリースは2012年3月。その後2ヶ月半で、iPhoneとAndroidあわせて200万ダウンロードを達成しました。


『Cubie』のユーザーは、やはり台湾に多いんでしょうか?
台湾、タイ、マレーシアなど東南アジアを中心に、約230万人に『Cubie』を利用してもらっています。
ユーザーの70%が女性。18~30歳くらいがメイン層ですね。

わりと年齢層が高めですね
18歳未満はスマホ利用率が低く、フィーチャーフォンがメインなのが主な理由だと思います。
台湾だと、高校生にスマホを持たせるのはよくないという考えもある。大学入学と同時にスマホにするのが一般的ですね。

iPhoneとAndroidだと、どちらが多いんでしょうか?
東南アジアではAndroid利用者がメインですが、『Cubie』ユーザーはiPhoneが多いです。
Androidは口コミで利用者が増えるため時間がかかりますが、一度使うと長く利用してくれますね。

なぜ『Cubie メッセンジャー』だったのか




競合が多い中、コミュニケーションアプリをリリースしたきっかけを教えてください。
他のコミュニケーションアプリを見ていて、まだ可能性があると思ったのがきっかけです。
これだけ多くの人が使っているのは、ニーズがあるということ。新しい機能を加えればユーザーは使ってくれると思いました。


お絵かきアプリと比較されることもありますが
ゲームはいつか飽きてしまいます。
『Cubie』はコミュニケーションアプリとして、毎日使ってもらうことを意識しています。

『Cubie』の名前の由来は?
何年か前に取得していたドメインが、たまたま「Cubie」だったので(笑)。
Cubieには「エリアにいる友達、一緒に働いている人」という意味があるので、偶然ですがぴったりの名前だと思います。

これからの展望は?




ユーザーとしては、日本語に完全対応しているのが嬉しいです
英語、日本語、中国語(簡体字・繁体字)、タイ語の5ヶ国語に対応しています。
今後はベトナム語、インドネシア語に対応していく予定です。


アプリの機能としては、どのようなものを考えていますか?
今の『Cubie』でできるのは、友達とのクローズドなコミュニケーション。
これからはパブリックなコミュニケーションの場所としても、使ってもらえるようにしていきたいですね。

世界各国を訪問して『Cubie メッセンジャー』の可能性を広げているお二人。
お忙しいところ、興味深いお話をありがとうございました!






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