常用漢字筆順辞典 FREE : 「鬱」ってどこから書きはじめるの?書き順を知りたければこのアプリ!無料Androidアプリ


PCと携帯が普及して、文字を書く機会が少なくなりました。
読む方はどうとでもなるんですけどね…漢字の細かい部分、あやふやな人も多いんじゃないでしょうか。
日本人たるもの、そんなことでは困るんです!

『常用漢字筆順辞典 FREE』は、漢字の読みと筆順を簡単に調べられるアプリです。
収録されているのは2411字の常用漢字。
読みだけなら5642字に対応しているので、ちょっとした漢字辞典としても利用できます。
漢字に自信がある人もない人も、本アプリで教養を深めましょう。


鬱は「缶」から!部首名は「ちょう」!


アプリを立ち上げると「簡単検索」の画面が開きました。指で字を書くと、上部に検索候補が表示されます。
このくらい下手な字でも、ちゃんと認識されるのでご安心を。
目的の漢字が見つかったら、タップして次に進みましょう。



筆順が表示されました。赤で表示されているのが「次の1画」になります。
「次の1画」を指でなぞるか「→」をタップすると筆順は進みます。
もちろん、音読み訓読みも表示。ちょっとした漢字練習帳としても使えるので、お子さんの学習アプリとしてもよさそうです。

しかし「漢字は上から下、左から右に書く」と習ったような気がするんですが…鬱は「缶」から書きはじめるんですね。
ひとつ賢くなった瞬間です。



「詳細」をタップすると、漢字の詳細情報を表示。読みの他に部首名などもチェックできます。
鬱の部首は「ちょう」。左下の部分が部首とは予想外です。

検索方法は複数用意


手書き文字から漢字を検索するというこの機能、面白いんですが不満もあります。
そもそも、手書きできる漢字はあらためて調べないと思うんですよね。


同じことを思った人は「リスト」をタップしましょう。画数や読み、区分から漢字を探すことができます。
区分とは文部省国語審議会が定めた常用漢字/常用外漢字のこと。常用漢字は習得学年ごとに見られます。
リストは右上のアイコンから切り替えてください。



また検索バーでは、読みから漢字を検索できます。
こちらも手書きで検索することが可能。候補は右側に表示されるので、タップで確定してください。

最後は漢字力チェック


漢字の知識が深まったら「確認」をタップしてみましょう。ここでは筆順テストを受けられます。
テストの方法は簡単、表示された漢字を正しい筆順でなぞっていくだけ。
好きな漢字に選択する以外に、どの漢字が出てくるか分からない「シャッフル」にもチャレンジできます。

無料とは思えないほど、クオリティ・ボリュームともに高いアプリ。
およそ1年前に有料版をレビューしているのですが、正直、無料版でもまったく同じように使えます。
漢字力が衰えてきた…と思う人、いかがでしょうか?