フェンリルは11日、同社公式ブログ上にてAndroid版ブラウザアプリ『Sleipnir Mobile – ウェブブラウザ』の最新版「バージョン2.3」を公開したと発表した。
対応OSはAndroid2.1以上。現在、GooglePlayストアにて無料で公開中。
今回のアップデートでは、iPhone版で先行搭載された「広告ブロック」が実装されたほか、端末バックキーやアプリ終了時の挙動が変更された。
広告ブロック機能
今回最大の追加機能が、iPhone版でも人気の「広告ブロック」機能。
単に非表示にするのではなく、特定ホストの通信をブロックするため、広告の多いページでは読み込みの高速化も期待できる。
なお本機能が利用できるのは、Android 3.0以上の端末となっている。
バックキー動作の改良
「戻る」ページがない場合に端末バックキーを押したとき、これまでは確認なしでアプリが最小化されていた。
今回のアップデートにより、「アプリ終了」「最小化」「タブを閉じる」から動作を選べるようになった。
さらに最小化・終了の際はいきなり閉じるのではなく、確認メーセージの後もう一度バックキーを押すという「2度押し」になった。
誤操作によるアプリ終了を防ぐ配慮だ。
アプリ終了時の挙動の変更
バックキー長押しでアプリを終了できるが、その際の確認メッセージの有無が選択できるようになった。
確認無しで終了した際に消去するデータも、予め指定することができる。
タブを閉じた際の動作
現在のタブを閉じたあとに表示するタブを、「右のタブ」「左のタブ」から選べるようになった。
「オクトバ」解説ベージへのリンク設置
スタートページのバナーや、設定画面の「使い方」から、オクトバの「Sleipnir 使い方まとめ」ページを閲覧できるようになった。
各機能の使い方に迷った時は、ぜひ該当ページを参照して欲しい。
・Sleipnir Mobile for Android 2.3 をリリースしました!広告ブロック搭載!|フェンリル デベロッパーズブログ
・Sleipnir Mobile – ウェブブラウザ|GooglePlayストア