【イベントレポート】バイドゥ、ニコニコ超会議2で『しめじェクションマッピング』体験会開催【読者プレゼントあり】

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日本語入力アプリ『Simeji』を提供するバイドゥが、食用ぶなしめじを用いた世界初の試み「しめじェクションマッピング」を発表した。
これは本物のぶなしめじ(食用)に『Simeji』の機能を搭載するというエイプリルフール企画「Simeji NEXT」の反響を受け、同企画の実現を目指したもの。
4月27日・28日に幕張メッセで開催の「ニコニコ超会議2」にて実際に体験できるほか、特設サイトを利用して外部から体験することもできる。
記事の最後には読者プレゼントの発表もあるので、ぜひ最後まで目を通していただきたい。

「Simeji NEXT」とは

Simeji搭載型しめじ -Simeji NEXT 2013.04.01-

2013年4月1日に公開された「Simeji NEXT」は、「繊維菌糸組織が発する微弱電流を用いることにより、本物のしめじにSimejiを移植した」いうエイプリルフール企画。

そのサイトや映像のあまりのクオリティの高さから「しめじ1000パック発注したので早く実装してください」「ド○モダケからしめじにMNPしました」という問い合わせが殺到…したかどうかは定かではないが、その予想以上の反響に応える形で、「Simeji NEXT」を擬似的に再現したのが「しめじェクションマッピング」である。

「ニコニコ超会議2」にて体験イベント

「しめじェクションマッピング」はユーザー参加型のインスタレーションとなっており、「ニコニコ超会議2」の特設ブースにて実際に体験することができる。
ブースの場所は「ホール3 A-42」で、巨大なしめじが目印。

初日である27日も、ブースは多くのユーザーで賑わっていた。

なお「ニコニコ超会議2」では他にも100以上のブースが出展され、各界の著名人や有名企業はもちろん、政党や自衛隊、在日米軍なども出展するイベント。
当日券の販売もあるので、興味があればぜひ実際に参加してみよう。

しめじェクションマッピングとは

勘の良い読者はお気づきかと思うが、「しめじェクションマッピング」とは、立体物に映像を投影する「プロジェクションマッピング」と、菌類の「しめじ」を組み合わせた造語である。

使用されるしめじは、数ある銘柄の中から丸1日の連続使用にも耐えられる「長野産ぶなしめじ」が選定された。
またしめじの鮮度維持のため、発熱の少ないLEDプロジェクターが採用されている。
開発における試行錯誤の経緯は、以下の動画も参照して欲しい。

世界初!しめじにプロジェクションマッピング|YouTube

しめじェクションマッピングを体験

まずは会場の端末、もしくは手持ちのスマホから入力用のWebサイトを表示する。
そして変換したい文字をフォーム内にひらがなで打ち込み、「入力」ボタンで送信する。

入力された文字列はクラウドを経由し、ブース内のシステムに表示される。
文字列はフワフワと胞子のように漂いながらしめじに近づいていき、しめじに取り込まれる。

しめじに取り込まれた文字列は変換され、菌糸のようにしめじから放出される。

これは「食用しめじ」に変換機能を(擬似的に)搭載したイメージであるとともに、高い変換精度を実現する『Simeji』の機能「クラウド変換」を視覚的に表現したもの。

文字でこの空気感を伝えきれないのは残念だが、有機的であり無機的、デジタルでいてアナログ、そしてミクロかつマクロという独特の世界観を味わうことができる。ぜひ実際に試していただきたい。

なお入力用サイトは会場の外部から、またスマホ以外からもアクセスできる。
しめじェクションマッピング クラウド入力ページ

さらに会場の「しめじェクションマッピング」はUstreamでライブ配信されるので、会場に赴くことができないユーザーもオンラインで参加可能となっている。
しめじェクションマッピング ライブ配信ページ

そして6.0へ…

会場を訪れていた「Android版Simeji」開発者のadamrockerこと足立昌彦氏によると、近日アップデート予定の『Simeji 6.0』ではUI周りが大幅に変化するとのこと。
食用しめじへの完全移植まではまだ遠いようだが、『Simeji 6.0』には菌類特有のヌルッとスムーズな操作感が期待できそうだ。

なお最新バージョンの『Simeji』は以下のボタンからダウンロード可能。

限定クッションプレゼント

会場にて「しめじェクションマッピング」を体験すると、抽選でSimejiオリジナルキャラ「マシケくん」のクッションが当たるスピードくじも実施中だ。
さらに今回、下のボタンより本記事をツイートした方の中から抽選で5名様にもクッションをプレゼントするので、奮ってご参加いただきたい。

STEP1:Twitterでオクトバ公式アカウント(@octobanet)をフォロー!

STEP2:下のボタンからツイート!(元の文章は削除しないでください)

応募締切:2013年5月6日 24時まで
発表:5月中旬以降、本ページにて発表
発送:TwitterのDMにてご連絡後、発送いたします。

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執筆者
Nobuyuki Hamasaki
オクトバのライターです。