『KitKat Launcher』や『Epic Launcher』と一緒にどうぞ。
『KitKat Lockscreen -Android 4.4』はAndroid 4.4 KitKatのロック画面を模したアプリ、見た目はJellyBeanに近いですが、PINコードロックやホームボタンのブロック機能を有しています。
左がNexus 5のロック画面、右が本アプリを入れたXperia Zのロック画面です。
本アプリはロック画面とはいえ通常のアプリと同じように描画するようで、「デバイス管理者権限」を有効化する必要がありません。そのかわり、通常の運用方法では端末のロック画面の後ろに描画されるため環境によっては二重ロックのような状態になります。
その場合は「設定」 > 「セキュリティ」 > 「画面のロック」よりロック画面を無効化する(「設定しない」を選ぶ)ようにしてください。
円形のスライダーはデフォルトで3つの機能が割り当てられており、左にスライドするとカメラを呼び出す、上にスライドするとGoogle検索(Google Now)を呼び出す、右にスライドするとロックを解除するようになっています。
また右下のカメラアイコンを上にスライドすることでもカメラが起動します。
・【OCTOBA】AndroidApp『KitKat Lockscreen -Android 4.4』 |YouTube
Screenrecordしてみました。
円形スライダー以外にもPINコードロックをかけることができ、セキュリティ面も安心になっています。
PINを有効化すると「Block Home Button」項目も活性化し、ロック画面でホームキーを押した際に画面遷移をブロックできるようになります。
前述した通り本アプリは通常のアプリとして描画しており、ロック画面として端末のコアな部分にアクセスする権限を持っていないためロック画面にナビゲーションバーが表示されており、押すことができます。勿論ホームキーを押した際も遷移はしてしまうのですが、そこに割り込む形で画像右のような画面が表示されるため突破されることはありません。
ちなみにこちらがPINコード入力画面。好きなコードを決められます。
「Premium Features」項目を使うにはアプリ内課金(193円)が必要です。
フル版では、円形スライダーに任意のショートカットを複数登録したり、壁紙を変更したりすることができます。
JellyBeanと外観がほとんど変わらないKitKatの円形スライダーですが、Google Playに投稿されている画像を見る限り、本アプリのスライダーには6個のショートカットを登録できるようです。簡易ランチャーとして使えばホーム画面に置くアイテムが減って操作もしやすくなるかと思います。その際PINコードロックも有効化しておけば、「スライダーからショートカットを選ぶ」 > 「PINコードを入力する」 > 「選んだアプリが起動する」という流れになるためセキュリティを確保したまま複数のアプリを安全にロック画面上に置くことができます。
画面消灯やナビゲーションバーの非表示などの権限を持たないものの代替処理はきっちりと行っており、隙のない動きをするようになっています。
単純にKitKat風のロック画面が使いたい、または端末デフォルトのロック画面に飽きた際の候補にも上がるかと思いますが、「ロック」することを重視する人にもおすすめできるかと思います。
なおこちらの環境では本アプリをインストールすると「HI Locker」という名前で登場したので、ドロワーから探す時やアンインストールする時は「K」ではなく「H」を見るようにすると良いかもしれません。