【アップデート】スマホ向けGoogle Chromeがアップデート、データ圧縮機能などが追加

米Googleは1月15日(現地時間)、Android及びiOS向けのGoogle Chromeブラウザの新バージョンのアップデート内容を発表しました。
新バージョンでは、ベータ版で採用されていたデータ圧縮機能を正式に採用されるなど新たな機能が追加されました。
今後、数日間かけ段階的にアップデートが適用される予定です。

アップデートの主な内容

今回のアップデートで追加された機能は、画像などデータなどをGoogleが設置したプロキシサーバー上で圧縮してWebページの表示を高速化する機能です、
サイトコンテンツをダウンロードする際にダウンロードデータを最大50%削減することによって、表示を高速化や通信量の削減に繋がります。
なお、HTTPS通信などのセキュアな通信には適用されません。
 

 
この機能は昨年3月よりベータ版(Chrome Beta)に搭載されていたもので、今回正式版でも採用されました。
【最新アップデート】Google、Android向け『Chrome Beta』にプロキシサーバーを利用して高速化するSPDYを導入
 
機能を有効にするにはメニューより設定する必要があり、どのくらいデータが削減できたのか確認することも可能です。
 

 
このほか、Android向けに、お気に入りのウェブサイトのショートカットをホーム画面に設置できる機能や、iOS向けにはウェブページを翻訳する機能(Android向けGoogle Chromeには搭載済み)が追加されました。

関連情報

Google Chrome Blog: More web, more savings with Chrome for Mobile(英文)