2014年の4月にリリースされたソニーの『Lifelog』アプリですが、現在ウェブ版も利用できるようになっています。スマホアプリ版とウェブ版をどう使い分けるのかは人それぞれだと思いますが、ウェブ版で何ができるのか、チェックしてみました。
ウェブ版Lifelogのアドレスは https://lifelog.sony.com/ です。
アプリ版と同じようにSony Entertainment NetworkかGoogleのアカウントでログインします。Lifelogアプリのレビュー記事を公開した6月時点では、Xperia端末はSony Entertainment Networkでそれ以外の端末はGoogleアカウントと分かれていましたが、今はどちらの端末でも両方のアカウントでログインできます。
ウェブ版にログインすると、アプリ版をそのまま横に伸ばして表示したような画面になります。画面のレイアウトなど、ほぼアプリ版と同じなので逆に違和感があるくらいです。
「ジャーニービュー」の下には歩いた時間や睡眠時間など、項目ごとに時間が表示されています。
ジャーニービュー上のアイコンをクリックすると、その時間に使っていたアプリなどの詳細を表示します。このあたりもアプリと一緒ですね。
ジャーニービュー右下の「SHOW MAP」をクリックすると、地図が開いてその日のそれまでの軌跡が表示されます。
下の「ダッシュボード」には歩いた時間や睡眠時間が表示されています。クリックすると少しだけ詳細な情報が表示されます。ですがアプリ版のように使用したアプリの一覧を参照できたりはしません。
ウェブ版はスマホから見ることもできます。ちゃんとスマホ対応されているので見やすいですね。
ただ機能的にはやはりアプリのほうが便利なので、わざわざアプリを使わずにスマホのブラウザで見る必要があるのか?という気もします。
アプリ版も現在はSony Entertainment NetworkとGoogleアカウントどちらでもログインできます。私は対応機種のほとんどにインストールしているので、使ったアプリの集計などを機種をまたいで記録しています。
睡眠やゲームなどの時間をグラフ化して表示できるのもアプリのいいところ。4月から使い始めてずいぶん経ちました。2014年に一番やったゲームは『FFRK』だったようです。
こうやって後から振り返って楽しめるのがライフログのいいところですね。
ウェブ版もアプリ版も、記録したデータを見ることしかできません。睡眠の記録開始や起床の記録を忘れることがままあるので、せめてウェブ版では修正できることを期待したのですが、そういった機能は無いようです。
データの閲覧ならアプリがあるのに、どうして同じような機能のウェブ版があるのか、使い道を考えてみました。実際に記録を取っている人とは別の人(例えば母親)がその人の行動や歩行・睡眠といった状態をチェックする、その目的ならば使えるかもしれません。
あまり大々的に宣伝はしていないようなウェブ版のLifelogですが、ウェブ版ならではの機能追加がされることを期待したいですね。
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