ドコモ、次世代通信規格「5G」の実験を拡大 インテルやパナソニックなど新たに5社と協力

NTTドコモは、2014年5月より主要ベンダー8社と協力して行っている次世代通信規格「5G」の実験をさらに拡大し、インテル、キーサイト・テクノ、パナソニック、クアルコム、ローデ・シュワルツの5社と「5G」実現に向けた実験や技術開発を行っていくことに、各社と合意したことを発表しました。

2020年のサービス開始を目指す

次世代通信規格「5G」は、現在世界的に導入されている第3.9世代/第4世代(LTE/LTE-Advanced)をさらに高速化した新しい移動通信方式で、10Gbpsを超える通信速度、LTEの約1000倍にもおよぶ大容量化、IoTの普及に伴う端末数の増加や多様なサービスへの対応などを目指して、2020年のサービス開始を目標に国際的に研究が進められています。

2014年5月よりアルカテル・ルーセント、エリクソン、富士通、ファーウェイ、三菱電機、日本電気、ノキア、サムスン電子の8社と開発・実験を行っていましたが、今回新たに5社と協力する事となりました。


各社との実験イメージ ※クリックで拡大します。

新たに合意した5社について、インテルとは5G対応端末に必要なチップセットの実験試作、キーサイト・テクノロジーとローデ・シュワルツとは5G実験における結果等の測定器の開発、パナソニックとは効率的な通信システム技術の開発、クアルコムとは5G通信技術についての実験と技術開発について、個別の実験および技術開発を行っていくとの事です。

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