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2017/06/2 Android(アンドロイド)ニュース, コミュニケーション, ツール

近年はテレビのニュースでも『格安SIM』『格安スマホ』というキーワードが取り上げられていますが、「なぜ格安なのだろう?」「気になるけどなんだか不安」と感じている方もいらっしゃるかと思います。

そこで今回は、そもそも格安SIMとはどんなサービスなのかという基本から選び方までを、初心者の方にもわかりやすいようにご紹介いたします。

■『SIM』ってなに?

SIM(シム)とは、スマートフォンやタブレットの本体に入っているICカードを指します。

この写真の場合、右側がSIM、左側がSDカードです。SIMカードの差し込み口は機種によって異なり、スマホカバーの内側にあるタイプもあります。

「SIMカード(シムカード)」とも呼ばれるこのカードには、電話番号や契約内容を特定するための識別情報が組み込まれているので、端末に差し込むことで初めてその端末を『電話』として使うことができます。

例えばSIMを差し込まない状態のスマートフォンでは、Wi-Fi環境があればインターネット通信を利用することはできますが、識別情報の特定はできないため、

・電話番号を使った通話はできない

・識別情報に紐づいたデータ通信プランを利用するインターネット通信やキャリアメールの送受信ができない

このような状態になります。

携帯ショップでの端末購入時にはスタッフがSIMを装着してくれていたのですが、格安SIMを購入する場合は自分で装着することになります。

SIMはこのようなカード型の一部から取り外して装着します。

■格安SIMとは?どうして人気?

docomo・au・ソフトバンクといった大手通信キャリアから回線を借りて、独自の携帯電話サービスを行っている企業を『MVNO(エムブイエヌオー)』を呼びます。

MVNOが提供している携帯電話サービスは大手通信キャリアよりも料金が安いため、「格安SIM」と呼ばれているのです。

回線を借りて携帯電話サービスを行っている企業を『MVNO』と呼ぶのに対し、回線を独自で持っている大手通信キャリアのことを『MNO』と呼びます。

MVNOに参入している企業

MVNOは近年、ITや通信関連の企業だけでなく異業種の企業も参入していることから、2016年12月時点の総務省調べで660社以上となっています。

競争率が激しい分、各MVNOでは工夫を凝らした様々なプランを提供しており、自分の使い方に合ったプランを見つけやすいのが特徴です。

なぜ安いの?

①回線は借りているため通信設備の維持費がかからない

②電波を使うための免許の必要がない

③契約はインターネット上がメインなので実店舗が少ない

このような理由から経営にかかる費用が少ないためです。

またMVNOでは、より自分の使い方に合った料金プランを選びやすいことから月々の料金を抑えられるというのも要因です。

通信エリアや品質は大丈夫?

先述したように、MVNOの回線は大手通信キャリアの回線を借りてサービスを提供しています。

そのため、通信エリアや品質は借りている回線と同等です。

しかし、速度に関しては各MVNOが借りている回線の容量と契約数などによって差がありますので、通勤ラッシュの電車内やランチタイムの時間帯は混雑によって速度が低下する場合もあります。

借りている回線の容量を線の太さに置き換えて考えてみると、通信している人が多いほど混み合い、遅くなってしまうことがイメージできます。

MVNOは『借りる回線の容量』と『契約者数』のバランスを取っていますが、スマートフォンを使う人が増える時間帯はスピードが遅くなる傾向があるのです。

MNPできる?

もちろんMNPに対応しており、今まで使用していた電話番号をそのまま引き継ぐことができます。

MNPの際にかかる転出手数料も通常の手数料と同じ(docomoは2,000円、au・ソフトバンクは3,000円)となっています。

■MVNOと大手通信キャリア(docomo・au・ソフトバンク)との違いは?

契約プラン・月額料金の違い

大手通信キャリアの現在の主なプランは【電話かけ放題プラン】+【データ通信プラン】という形態が多くなっていますが、MVNOでは【通話料はかけた分だけ課金】というプランを選べるため、電話分の基本料金を抑えることが可能なのです。

ただし、通話料は20円/30秒という設定が多いため、よく電話をするという方は電話かけ放題プランのあるMVNOを選ぶ必要があります。

さらに、大手通信キャリアのデータ通信プランは2GB以上のプランから選ぶことが主流ですが、MVNOのデータ通信プランは0.5GBや1GBという小さい容量のプランから選べる場合が多い他、例えば5GBのプランで比べてみても大手通信キャリアでは5,000円なのに対しMVNOでは2,000円前後と、かなり節約できることがわかります。

端末の違いとSIMロックについて

携帯ショップで契約する際には、スマートフォン本体も一緒に購入する場合がほとんどですが、MVNOの場合はSIM単体の契約も可能なため、端末は自分の好きな機種を用意したり、現在使っているスマートフォンをそのまま使ったりということもできます。

スマートフォンとSIMをセット購入することができるMVNOもありますが、基本的には“SIMと端末は別々”という扱いなのです。

これらの端末購入形態の違いからメリットもそれぞれ変わってきます。

ただし、各スマートフォンと格安SIMには相性があります。

【1】今利用中のキャリアと同系のMVNOならそのまま使える
例えば現在docomoをお使いの場合、docomo回線を利用したMVNOならSIMを差し替えるだけで利用できます。au、ソフトバンクも同様ですが、一部例外がある場合がありますので各MVNOにて確認しましょう。

【2】SIMロックの解除が必要な場合がある
例えば現在docomoをお使いでau回線を利用したMVNOを利用したい場合は、『SIMロック解除』を行えば利用することができます。
SIMロックというのは、“キャリアで購入した端末はそのキャリアのSIMでしか利用できない”という制限のことなのですが、そのロックを解除することでどの格安SIMでも利用できるようになります。手続きの方法や料金(0円~3,000円)は機種の発売時期やキャリアによって変わりますので、ご利用中のキャリアサイトの『SIMロック解除』のページを確認しましょう。

【3】SIMフリーの端末ならそのまま使える
もともとSIMロックがかかっていない端末が『SIMフリー』と呼ばれるものです。SIMフリーであれば基本的にMVNOを選ばず格安SIMを差し込んで利用することができます。

【1】~【3】は基本的な条件となりますが、SIMとスマートフォンの確実な相性は各MVNOサイトの“動作確認済み端末”のページに機種名が掲載されていることを確認できると安心です。

SIMフリー端末は性能が低い?

現在使っているスマートフォンをそのまま使う場合でも、後々は新しくスマートフォンを買う時がやってきます。

引き続きMVNOを利用していく場合、先ほどご紹介した『SIMフリー』の端末を購入することも出てくるかと思いますが、現在のところSIMフリーにはハイスペックなスマートフォンが少ない状況です。

その理由としては、

①ハイスペックな端末は本体価格が高くなる傾向にある
→端末にお金をかけてしまってはそもそも“格安”ではなくなってしまう

②基本的な機能が備わっていれば十分
→性能の高さを求めない

これらが考えられるかと思います。

せっかく格安SIMへ移行したとしても、本体価格で費用が高くなってしまっては意味がありません。ハイスペックな機種を求める場合は、大手通信キャリアの毎月の割引サポートを利用した場合とほぼ変わらないという事態になることもありますので、しっかり比較検討を行いましょう。

格安なSIMフリー端末は、普段使いにちょうどいい性能にとどめることで安い価格に収められています。

サポート体制の違い(契約方法・故障時)

大手通信キャリアの場合は携帯ショップでスタッフが初期設定をしてくれますし、月々数百円支払うことで端末の保証がつき、不具合がある場合は無料で修理・本体交換ができるなど、スマートフォンに関する全般を請け負ってくれます。

操作方法も近くの店舗に駆け込んで直接教えてもらうことが可能です。

一方MVNOの場合はインターネットで購入手続きをする場合が多いため、送られてきたSIMを端末に差し込むところから初期設定まで、自分で操作しなければなりません。
また、基本的には端末はメーカー保証のみとなりますので、心配な方は端末保証オプションのあるMVNOを探すなど、故障の際にはどうするべきか事前に確認しておくことが大切です。

利用期間と契約解除料の違い

大手通信キャリアでは『2年縛り』『契約自動更新』というものがありますが、格安SIMでは最低利用期間が短い上、それ以降はいつ解約しても違約金がかからない場合がほとんどです。

例えば楽天モバイルの場合、最低利用期間は12か月なので13か月目以降はいつ解約しても解除料がかかりません。

■確認しよう!格安SIMを購入する前に

大手通信キャリアのサービスが使えなくなります

MVNOに移行するとキャリアメール(~@docomo.co.jp、~@ezweb.ne.jp、~@softbank.ne.jp)というものが使えなくなりますので、Gメールなどのフリーメールを準備する必要があります。

また、『家族割』を組んでいる場合は家族間の通話とSMSが無料ですが、MVNOへ移行すれば当然、かけ放題プランでない限り通話料が発生してしまいます。

この場合、電話をかけてくる家族にも確認をとってあげられると安心です。

格安SIMへの乗り換え費用

乗り換えの際にかかる費用は以下の通りです。

※すべて税抜表記です。

転出前にキャリアで発生する料金は、番号を引き継ぐための『MNP転出手数料』の他に、契約状況によっては端末代金の分割残高や契約解除料が発生します。

格安SIMに移行した場合の毎月の料金と比べてこれらの費用をどのくらいで取り戻せるかを計算できれば、残高消化や更新月を待つべきかどうかを判断できます。

利用する端末を決めたら

SIMを購入する際にはSIMのサイズを指定しなければならないため、利用する端末に対応するサイズを確認する必要があります。

現在『標準SIM』『microSIM(マイクロシム)』『nanoSIM(ナノシム)』の3種類のサイズがあります。

万が一サイズを間違って購入してしまった場合は手数料2,000円~3,000円で変更することもできますが、発行手続きから新しいSIMが届くまでの間は回線が停止してしまいますのでご注意ください。

SIMをなくしてしまった場合も同様に再発行できます。

また、機能的にも『音声通話SIM』『データ専用SIM』の2種類が存在します。

090/080という携帯番号を引き続き利用する場合は『音声通話SIM』のタイプを選びましょう。

現在の自分のスマートフォン利用状況を確認しよう

キャリアのサポートページにアクセスし、現在自分がどのくらいデータ通信や通話を行っているのかを確認しましょう。料金プランの検討材料になります。

■格安SIMの選び方と注意点のまとめ

このように格安SIMには本当にたくさんの種類と選び方がありますので、自分の使い方に合ったものを選べるほど月々の料金を節約することができます。

上記のチェックリストを元に自分のスマートフォンの使い方や用途を振り返りながら、納得のいく格安SIMを探してみてくださいね。






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