Android端末でメールやネットを使う上で欠かせないのが、文章を入力するための日本語入力アプリ。
『Simeji』、『ATOK』など、様々なアプリがリリースされる中、かねてよりリリースの噂があったAndroid版『Google 日本語入力』がついに登場しました!
Windows、Mac版でも定評のある、豊富な語彙や便利な数字入力機能、そして顔文字入力などを備えており、オフラインでも使えるので動作も軽快です。
ベータ版ながら高い完成度を誇っており、これからの新定番になりそうなアプリです!
まずは標準の日本語入力を本アプリに切り替えましょう。
他の日本語入力アプリと同様、端末設定の「言語とキーボード」にて本アプリを有効にし、続いて入力欄長押しから本アプリを選ぶ、という手順でOKです。
詳しく知りたい方は、こちらの記事をご参照ください。
入力方法は日本語キーボードを用いた「ケータイ打ち」、「フリック入力」そして「ケータイ+フリック」の3種と、QWERTYキーボードを使ったローマ字入力に対応しています。
また左下の「あ A 1」をタップするとキーボード種類の切り替え、長押しでアプリ設定ができます。
パソコン版でも定評のある、時事に強い変換機能はAndroid版でも健在です。
有名人の名前や地名はもちろん、アニメ作品名やキャラ名まで入っているあたりは、さすがはGoogleと言ったところですね。
また一部のカタカナ語は、そのまま英語に変換することもできます。
“r”と”l”など、ちょっと恥ずかしいスペルミスとも、もうオサラバですね。
なお誤解されている方も多いようですが、Google日本語入力は「Social IME」とは異なり、パソコン版も含め、「文字変換時の通信」は行ないません。
もちろん、オフラインの環境でも快適に使うことが可能です。
文章を書いていて意外と面倒なのが、日付や時間の入力。
例えば今日の日付を入力したい時は、数字で「12」→日本語入力で「がつ」→変換で「月」→数字で「15」…こんな手間がかかっていました。
本アプリなら、「きょう」を変換するだけで、今日の日付が西暦、和暦含めズラッと出てきます。
同様に「いま」なら現在の時刻に変換できます。
また例えば、数字を「1230」と入力すると、「12月30日」「12時30分」「12時半」「午後0時30分」といった候補が出てきます。
さらに「246」と入力すると「号線」、「64」なら「ビット」「MB」など、数字を入力すると、その数字に関係の深い単位の候補を自動で表示してくれます。
数字の入力が飛躍的に手軽になること間違いなしです!
「記号」をタップすると、記号、顔文字、絵文字を入力できます。
それぞれカテゴリ分けされており、履歴機能もあるので、使いたいものをすぐ選ぶことができますよ!
変換などの動作は既存の入力ソフトと比べても非常に軽快で、ストレスなく使うことができました。
レビュー時点では、『Simeji』『ATOK』などに搭載されている外部アプリ連動機能「マッシュルーム」や、ユーザー辞書などの機能はありませんでしたが、これらやパソコン版とのユーザー辞書共有などが備われば、まさに死角なしのアプリになりそうです!
最後に、公式のプロモーションムービーをご覧ください。
※Android端末からご覧の方は以下のリンクよりYouTubeアプリを起動してご覧ください。
Google 日本語入力 for Android