北九州と関西を結ぶ「阪九フェリー」で日本初の本格的船舶Wi-Fi導入、船内ほぼ全域で無料で利用可能
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北九州と関西を結ぶ「阪九フェリー」が船内全域で本格的なWi-Fi環境の運用スタートしました。
株式会社フルノシステムズによる無線LANアクセスポイントシステム「ACERA」(アセラ)を採用したもので、NTTドコモと西部電気工業が設置調査や工事に参加しています。
陸上の携帯電波を受信
先日ニュースでお伝えした、ソフトバンクが太平洋フェリーで開始した無料Wi-Fiは、衛星回線を利用したものでした。
・ソフトバンクと太平洋フェリー、船内で誰でも利用できる無料Wi-Fiの試験提供を開始 | オクトバ
阪九フェリーは瀬戸内海を航行する路線のため、展望デッキに設置した外部アンテナで陸上の携帯電話電波を受信し、船内Wi-Fiサービスを実現しています。
客室やエントランス・サロンなど計18台設置してあるアクセスポイントにより、ほぼ船内全域でWi-Fiの利用が可能です。利用料は無料で、一部アクセスポイントのみ台数制限があります。
試験運用期間からの運用データを参考にしたうえで、来年の新規造船にグレードアップしたWi-Fi環境の提供を想定しています。
関連情報
・阪九フェリー、船上でつながるフルノシステムズの『無線LANアクセスポイント』を採用。 日本初の本格的な船舶Wi-Fiで、船内環境の利便性の向上を実現|株式会社フルノシステムズ
・神戸・大阪と北九州を結ぶ瀬戸内クルージング|阪九フェリー株式会社
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