東京メトロのオープンデータを活用したコンテスト、グランプリのアプリを発表!

東京地下鉄株式会社(東京メトロ)は、創立10周年を記念して実施していた「オープンデータ活用コンテスト」の結果を発表しました。グランプリには「ココメトロ」(iOS向け)が選ばれました。

281件の応募

このコンテストは、東京メトロ全線の列車位置や遅延時間等のデータをオープンデータとして提供し、それを使って「東京メトロをご利用になるお客様の生活がより便利でより快適になるようなアプリ」を募集する企画で、281件の応募がありました。

東京メトロ「オープンデータ活用コンテスト」応募アプリは281件! | オクトバ

グランプリ「ココメトロ」

グランプリに選ばれたのは『ココメトロ』(iOS向け)で、プラットホームの行き先表示板(発車時刻や乗り換え路線の発車予定時刻など)の簡単さを手元で実現したものです。

goodデザイン賞に「東京動脈 Flow-in」

また、以前オクトバでもレビューした『東京動脈 Flow-in』は、goodデザイン賞を受賞しています。地下鉄が地下を走ってる様子を立体的に表現しています。

東京動脈 Flow-in : 地下鉄の動く様子は見てるだけでも楽しい | オクトバ

東京地下鉄の村尾公一常務取締役は、「鉄道事業者自らでは思いもつかないようなアプリの応募を期待していたが、期待どおり特色のあるアプリの応募が数多くあったことは大変喜ばしい。(中略)オープンデータの可能性を感じられたコンテストであった」とコメントしています。

鉄道事業者の考える視点とは違ったアプリが多く、有意義なコンテストだったようです。グランプリ・goodデザイン賞のほか、優秀賞・10thメトロ賞・特別賞を受賞したアプリは、公式サイトより確認できます。

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