NFC Tools : NFCタグにかざせば自動でON/OFF!作業や設定を自動化するアプリ

【アプリの特徴】

作業や設定を自動化

『NFC Tools』は、スマートフォンに搭載されているNFCとNFCタグを使い、さまざまな作業や設定のON/OFFを自動化してくれるアプリです。

例えば、あらかじめ設定しておいたNFCタグを自宅の玄関に置いておき、外出するときにスマートフォンをNFCタグにかざすと「Wi-Fi OFF」や「マナーモードON」に設定変更してくれます。逆に帰宅時は「Wi-Fi ON」「マナーモードOFF」に設定変更してくれます。

NFCタグは2〜3cmの大きさで、Amazon.co.jpで「NFCタグ」で検索すると、10個1,000円前後で販売されています。

NFCタグに書き込む

大前提として、端末のNFCがONになっている必要があります。「設定」の「無線とネットワーク」の中からONになっているか確認してください。

続いてアプリを起動します。4つタブあるうちの右端の「TASKS」の「Add a task」を選びます。「Add a task」には書き込みができる項目が数多く並んでいますが、今回は「Wi-Fiの自動ON/OFF」について設定してみるので、一番上の「Networks」を選びます。

「Networks」の中の一番上にある「Wi-Fi」を選択します。

Wi-Fiでは「Disable」「Enable」「Toggle」の3つから1つ選択します。「Disable」はWi-FiをOFFに、「Enable」はONに、「Toggle」は現在とは別の状態にする(ONの場合はOFFに)設定です。

用意したNFCタグは、スマホの背面に近づけます。おサイフケータイ対応機種の場合は、FeliCaマークにかざします。

画面の一番上にも書かれていますが、書き込み・読み取りする際は本アプリとは別のアプリが必要です。同じ開発元からリリースされているアプリ『NFC Tasks』をインストールしておく必要があります。

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インストールしたら、書き込む内容「Wi-Fi Toggle」を確認し、その上の「Write」をタップします。すると、数秒で書き込みが完了します。

きちんと書き込みできない場合もあります。NFCタグには容量があり、その容量をオーバーしていると書き込むことはできません。

読み取ってみる

書き込んだタグを今度は読み取ってみます。特にアプリを起動しておく必要はなく、書き込んだ時と同じように背面(FeliCaマーク)にNFCタグをかざします。
読み取りに成功すると、画面中央にアラートが表示し、自動でWi-FiがON/OFFします。

より楽に、便利に

PRO版(有料)にアップグレードしないと使えない機能もありますが、Wi-FiやBluetooth、画面の設定や、アラームやタイマー、電話やメール、Twitterなどなど、さまざまな項目を自動化してくれます。

多くのスマートフォンがNFCに対応していますが、実際のところ何に使えるんだろう?と疑問に思っていたもいるのではなでしょうか。オクトバでは過去にNFCの有効活用法も紹介していますので、こちらも参考にしてみてください。

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「NFCタスクランチャー」は今回紹介したアプリと機能的にほぼ同じです。設定次第ではとても便利に使えそうですね。