現在の通信速度を測定するためのアプリとしては『Speedtest.net』や『RBB TODAY SPEED TEST』といったものが有名ですが、ドコモ公式からも同様のアプリ『ドコモスピードテスト』がリリースされました。
もちろんドコモ以外の端末でも使えますし、ただのスピード測定だけに収まらない、ドコモならではの機能もありますよ!
メインの画面では現在地周辺を地図で表示し、周辺の「ドコモLTEの平均値」を上部に表示します。これはリアルタイムで変化していくので、今現在の値がわかります。
この値を参考にしつつ、中央下のボタンからさっそく測定してみましょう!
ドコモの公式アプリですが、もちろんドコモ以外の端末やWi-Fiでも速度測定できます。
測定値はその速さで青(速い)←緑(普通)→黄(遅い)と色分けされたピンでも判別できます。
オクトバ編集部でauのLTEの端末で測定したところ38.56Mbpsでした。ドコモLTEの平均値が16-19Mbps程度だった時にこの値が出たので、かなり良い値が出ましたね!
Playストアの説明や、アプリ初回起動時の説明に、以下のような注意書きがあります。
1回の速度計測で最大75MBのデータ通信が発生するため、約40回でデータ通信量が3GBに達する場合があります。
通信速度制限(送受信時最大128kbps)となるデータ量にご注意ください。
スピードテスト系のアプリはだいたい同じようにデータ通信量が多いものです。『通信量モニター』を使って、他のスピードテスト系アプリと比べても、そこまで違いはありません。
どのスピードテスト系アプリも通信量は多いので、何回も試したり、データ通信量に制限のあるSIMでテストするときはお気をつけください。プリペイドSIM100MBをあっという間に使い切ってしまったこともありました…。
測定の結果履歴は地図上にピンで表示されます。また右下のボタンから詳しい履歴をリストで見ることも可能です。
ドコモならではの機能として、周辺のドコモショップやdocomoWi-Fiスポットを検索して地図上に表示することができます。
この時、それぞれの場所を示すピンが上から降ってくるようなアニメーションで表示されます。これがなかなか可愛いんですよ!
ドコモのアプリだから、ドコモに有利な値が出るんじゃないかな?と思う人もいるかもしれませんが、他のスピードテスト系アプリと比べたり複数の端末でテストして見た結果、多少の差はもちろんあるものの、おかしな点は特にありませんでした。安心して使ってください。
これまでスピードテストと言えば『Speedtest.net』や『RBB TODAY SPEED TEST』の2つが代表的でしたが、本アプリはそれに加わる新たな定番アプリとなりそうです。