Gmailや職場・学校のメールアドレス、携帯電話のメールアドレスなど、用途に応じてメールアドレスを使い分けている方も多いと思います。
それぞれのメールアドレスを1つのアプリ管理すればメールチェックも楽になりますし、アプリによってはリマインダーやTo-do機能などを活用できるものもあります。
そこで今回、Androidの標準メールアプリであるGmailアプリに加え、5つのメールアプリの機能を比較してみました。
比較した内容は、複数メールアドレスを登録・まとめて表示できるか、スワイプ操作は可能か、リマインダーやTo-do(タスク)機能の有無の5点です。
アプリ名はそれぞれレビュー記事にリンクしています。
アプリ名 | 複数アドレス | まとめて表示 | スワイプ | リマインダー | To-do |
---|---|---|---|---|---|
Gmail | ○ | ○ | ○ | × | × |
K-9 Mail | ○ | ○ | × | × | × |
Mailbox | △ | ○ | ○ | ○ | ○ |
Boxer | △ | ○ | ○ | × | ○ |
Type Mail | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
Outlookプレビュー | ○ | ○ | ○ | × | △ |
※「Blue Mail」は「Type Mail」へとアプリ名が変更されています。
それでは、それぞれの機能について少し詳しくお伝えします。
1つのメールアプリに対し、複数のメールアドレスを登録できるかです。これはほとんどのアプリで利用できました。
GmailやOutlookなど大手メールサービスの場合は、メールアドレス(アカウント)とパスワードを入力すると簡単に認証できます。それ以外のメールサービスでも、IMAPに対応していればドコモメールなどでも登録することが可能です。
「Mailbox」についてはGmailとiCloudのみの対応で、現在のところそれ以外には対応していません。
「Boxer」は、複数のメールアドレスを追加する場合はPro版へのアップグレードが必要です。5人の友だちにアプリを紹介すると、自分も友だちも無料でPro版へアップグレードすることができます。
複数のメールアドレスを登録した際、それらを受信ボックスをまとめて表示できるかどうかです。これはGmailを含め、全てで可能でした。
個別に見ることもできますが、それぞれのメールアドレスの受信数があまり多くない場合はまとめてみたほうがメールチェックが楽になります。
受信ボックスからメールを左右にスワイプすると、削除やアーカイブ・既読など、決められた処理を行うことができます。
例えば「Boxer」の場合、ロングスワイプ・ショートスワイプをそれぞれ左右、計4種類のアクションを設定できます。
この設定に慣れれば、サクサクとメール処理を行えます。
リマインダーを設定しておくと、設定した時間に通知してくれます。例えば「返信しなきゃいけないメールだけど、今は移動中でできない」といった状況のとき、忘れないように○○分後に通知してくれます。
イメージとしてはめざまし時計のスヌーズです。
最後はTo-do(タスク管理)です。リマインダーと機能的に似ている部分はありますが、メールで来る指示をまとめて「今日やる」「あとでやる」リストを作ってメールを管理する方法もあります。
以上、Gmailと5つのアプリを比べてみましたがいかがでしたでしょうか。
複数アドレスの表示やまとめ表示、スワイプ操作など、機能面で見るとそれほど大きな違いはありませんでした。
あとは細かな操作方法やデザインなど好みの問題もありますので、気になるアプリを試してみて、自分にピッタリなアプリを見つけてみてください。
もう一度、レビュー記事へのリンクを載せておきます。
・K-9 Mail
・Mailbox
・Boxer
・Blue Mail
・Microsoft Outlook のプレビュー