【オクトバインタビュー】本気出すシリーズの開発者に直撃インタビュー!アプリ開発の裏側とこれからを聞く!
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ゲームやツール系に限らず、「このアプリの制作者ってすごいな〜」と思うときって有りますよね?
オクトバでは、アプリ開発者の方々とのコミュニケーションが可能な「オクトバタウン」も運営しておりますが、今回は直接開発者の方とインタビューを敢行!
制作現場の生の声の、ほんの一部ではありますが公開したいと思います。
今回、インタビューにお答えいただいたのは、Web版で大ヒットし、「本気出す時計 for Android」以降も「本気出す」シリーズをリリースし続ける「honkidasu-tokei.com」のお二人です!
人間、朝から晩まで人生の真っ最中ですが、気分が良いときばかりではありません。
特に体調が思わしくないときや、仕事上でミスが連発したときは一気に気分もダウン。気分だけなら良いですが、時間の経過まで遅くなったようで非常におっくうになってしまいますよね…。
そんなときの我々の気分を代弁してくれるアプリが「本気出す」シリーズです。初めはWeb版からスタートして、その存在が噂となりAndroid版アプリが登場、現在に至ります。
ちなみに、これまでシリーズとしてはオクトバでも下記のように取り上げています。
・本気出す時計 for Android : もう16時か。小腹が空いて力がでない。17時から本気だす!無料Androidアプリ
・本気出す時計 ねこエディション for Android : 最新版がスマホに登場!本気を出すなら猫に聞け!無料Androidアプリ
・就活に本気出す時計2013 for Android : 今年も激戦必至!そんな就職活動はスマホで緩く頑張ろう!無料Androidアプリ
・もう帰りたい時計 for Android : 日々働く社会人の内なる心にやんわり語りかける!無料Androidアプリ
nakahara(画面左側):
代表者です。企画・Web版の制作・広報・渉外担当で、本当は自宅警備員です。最近東京で自宅警備を始めました!
APOGEECA(画面右側):
本気出すシリーズのandroidアプリ版・Web版の開発を担当しました。デンパな会社に勤務するサラリーマンで、自転車大好きです!
nakahara:
隔週で赤坂見附のHOOTERSで定例MTGを行っています。チームソングはThe Hampsterdance Song(HOOTERSのダンスタイムで流れる曲)。
We love HOOTERS!
本気出すシリーズのアプリ開発に至った経緯を教えてください
nakahara:
今年の1/8に2ちゃんねるまとめサイトにアップされた本気出すカレンダーを見て、これをパクって時計バージョンにしようと思いつきまして、そのWEB版を作成しました。
どうせやるならandroid版・iPhone版を出したいと思っていた矢先に、今のメンバーが自分から名乗り出て集ってきてくれました。
本気出すシリーズの開発環境(ハード)をかんたんに教えてください
APOGEECA:
・PC(Windows7)
・XPERIA arc,GalaxyS2,GalaxyTab
本気出すシリーズの開発にあたって注意した点はどこでしょうか?
nakahara:
まずは「全てがシンプルであること」と、「2秒で見たユーザーさんに意図が伝わるもの」であることですね。
APOGEECA:
どんな端末でも同じレイアウトで見れることです。
ただし、初期バージョンは端末の違いによる微妙なサイズの違いを吸収できていなくて、文字が画面からはみ出たりしてました。
開発中に遭遇したトラブルがあれば教えてください
nakahara:
Appleの審査でアメリカ人に「面白くない」と言われた以外にはこれと言ってありません。
ただ、そのときのやり取りでずいぶんやりあっているおかげで、英語力が磨かれました。
APOGEECA:
アプリをリリースした直後にバグが見つかって大急ぎで直したことですね。
アプリ開発にあたって、個人的に必要と考えていることがあれば教えてください
nakahara:
いかに人生や生活に「必需品ではない」ものでいられるか。それでいてユーザーの生活に馴染めるかどうかを考えます。
APOGEECA:
「見た目」です。シンプルなアプリなので、機能よりまずは見た目を重要視しています。
お好きなアプリとその理由を教えてください
nakahara:
「Nozbe」です。アプリというかWEBサービスですが、これがない人間としての生活を送れません。
あとは「SwipePad」。これがあるからこそのandroidですよ!それと「Path」もUIが非常にすばらしいと思います。
APOGEECA:
「Tasker」です。設定した条件によって自動的に端末を制御してくれるので、ものぐさな私にとっては神アプリ。
それと自転車乗りなので「OruxMaps」。オフラインマップ・GPSロガー・ナビゲーションなどの機能があって、便利ですよ。
Androidアプリ開発の魅力は(iPhoneと比較して)どこでしょうか?
nakahara:
ハードルが低いこと。遊べるところ。エイプリルフールでやったような企画がすぐにできること。
APOGEECA:
審査が無いところ。これのおかげでバグが見つかってもすぐにアップデートできました。
やはりエイプリルフール企画もこれのおかげです。
本気出すシリーズのリリースにあたって嬉しかったことはなんですか?
nakahara:
このメンバーと遊べること。それと「本気出す時計が欲しい」という感想をいただけたことです。
オクトバさんに取り上げていただいたことも嬉しいことのひとつです。
それと、先日NHKにまで出ちゃったことでしょうか。
APOGEECA:
自分の作ったアプリが多くの人の目に触れることができたこと。また、ユーザからいろいろな感想をいただけたのが嬉しかったです。
「本気出す」シリーズのユーザーからの反響で面白いエピソードはありますか?
nakahara:
「ワ○ミさんをネタにしたエイプリルフール企画」ですね!
ユーザーの方から本気で怒られまして…Playストアの評価も★1が1個から一気に40個に増えたこと(Twitterのフォロワーも30分で200人減りましたし…)。
アプリ開発していて儲かるでしょうか?
nakahara:
開発するだけでは儲からず、スキームを考えた上で開発することが必要だと思います。
アプリ開発しているとモテるでしょうか?
nakahara:
どう考えても怪しいブローカーさんにモテて返答に困ることが多々あります。それにHOOTERSのお姉さん達にはずいぶんモテました。
今後の「本気出す」シリーズの展望についてお教えください
nakahara:
「就活版2014プロジェクト」や、まだお話できないようなおもしろい企画を進行中です。
honkidasu-tokei.comのFacebookページで展開している日めくりカレンダーでもいろんな方々とタイアップして盛り上げていく予定です。
今後のアプリ開発に関しての野望をお教えください
nakahara:
このシンプルな「本気出す」アプリでどこまで遊べるか?行けるところまで行ってみようと思っています。
あと全員HOOTERSが好きなので、「HOOTERSに帰りたい時計」が作りたいですね!
最後にアプリ開発におけるモットー(信条)をお教えください
nakahara:
思いついたらとにかく形にすることです。30点でいいから形にすれば話ができるし、方向性が見えてきますから。
そして「実るほど頭を垂れる稲穂かな」ですね。
APOGEECA:
「できるかできないかじゃなく、やるかやらないか」です。とりあえずやってみれば、たとえ失敗したとしても今後に生かせる何かを得るはずですから。
インタビュー終了後…
ユニークなアプリの開発者の方は、人一倍アイディアも行動力もユニークといった感じでした。それだけに、この「本気出す」シリーズの今後の展開には目が離せません。
オクトバでは今後とも、「本気出す」シリーズに注視したいと思います。
nakaharaさん、APOGEECAさん、お忙しい中でお時間を頂き本当にありがとうございました。
追伸:「HOOTERSに帰りたい時計」のリリースを心よりお待ちしております!(笑)
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